声優オーディション企画をやっているチャレンジ系番組が面白い

日本は世界的に人気の高いアニメ作品を数多く制作しているアニメ大国です。
それらのアニメをより魅力的なものにしているのが、声による豊かな感情表現で絵で描かれたキャラクターたちに生命を吹き込む声優さんたちです。
今の若者たちの中には、そのようにやりがいのある声優という仕事に憧れる人が少なくありません。
そういった人気の高さを受けて、ラジオ番組の中にも、声優オーディション企画をやっているチャレンジ系番組が生まれていて、とても興味深い内容なのでオススメです。

若者が頑張る姿は美しい

私はラジオ番組を始めとして、テレビ番組や雑誌などで時々行われているチャレンジ企画が大好きです。
特に、若者たちが何かの目的に向かって一生懸命になるタイプの番組には、胸が熱くなることがよくあります。
今の世の中では、熱血という言葉がネガティブな形で使われることがあることからも分かるように、一生懸命になるのが恥ずかしいことのようなイメージを持つ若者が少なくないようです。
確かに行き過ぎた根性論は良くないと思うのですが、体力も精神力も充実している若者にとっては、がむしゃらに努力するという経験をすることも大事なのではないかと思います。
そのような思いを満足させてくれるのが、ラジオなどのチャレンジ企画です。
私はもうそれほど若くはないので、そういった番組の中で若者たちが頑張る姿がとても美しく、またまぶしいと感じられます。
その目的が自分が叶えたい将来の夢に向かってであるとなれば、受ける感動はより大きなものになります。
そういったことから、声優オーディション企画をやっているチャレンジ系番組をとても面白いと感じるのです。

企画だから多少プロレス的な要素もある

オーディションは声優に限らず、どんな職業に関するものであっても、審査員の厳しい言葉を受けることが多いものです。
また一般審査があるオーディションでは、顔の見えない人たちから遠慮のない意見が寄せられます。
それが声優という、声を通して実力がはっきりと表れる職業の場合であれば、自分の実力不足を痛感して大きな挫折感を覚える人も当然出て来るでしょう。
そのような審査を受けながら、自分の夢に向かって頑張る若者たちの様子を感じることが出来るので、そういった企画をやっているチャレンジ系番組を聞くのは止められません。
ただ、一般人の知らないところで行われるオーディションとは違って、あくまでも私たちに聞かせることを目的とした番組の中でのオーディションなので、完全にガチなのかと言われると自信はありません。
番組の企画だから多少はプロレス的な要素がある、例えば審査員の厳しい言葉に台本があったり、合格する人が最初から決まっていたりする可能性は否定できないのです。
でも、そういったことを考えていては番組を十分に楽しめないので、プロレス的な要素が多少あったとしても、大部分はガチだと思いながら聞くのがオススメです。